インテルで不動の左WBに君臨するディマルコ [写真]=Getty Images
インテルは3日、同クラブに所属するイタリア代表DFフェデリコ・ディマルコに関するメディカルレポートを報告した。
セリエA第27節が1日に行われ、インテルは敵地でナポリと対戦。首位に立つインテルと、勝ち点差「1」で2位につけるナポリの“首位攻防戦”は、1-1のドローで終了した。同試合に先発していたディマルコは22分、ペナルティアーク手前で獲得したフリーキックを自ら沈め、インテルに待望の先制点をもたらすなど活躍。だが、後半へ折り返した50分には、接触がないシーンでピッチに倒れ込む。自らの足で歩けはしたものの、プレー続行は不可能で、フランス代表DFバンジャマン・パヴァールとの交代でピッチを後にしていた。
同試合の2日後、インテルはディマルコのメディカルレポートを公開。ロッツァーノに位置するヒューマニタス大学病院にて実施された複数にわたる検査の結果、右大腿部の屈筋に問題が確認されたという。現時点でクラブから離脱期間は明かされていないものの、『スカイ・イタリア』は3週間程度の離脱になると指摘。復帰は代表ウィーク明けとなる見込みだ。
回復の進行状況によって復帰時期は前後するものの、3週間程度の離脱となる場合、5日にアウェイで、11日にホームで控えたチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16のフェイエノールト戦を欠場するほか、16日に控えたセリエA第29節アタランタ戦にも間に合わない可能性が高い。
今シーズンも左ウイングバックで不動の地位を確立しているディマルコは、ここまで公式戦34試合のピッチに立って、4ゴール7アシストを記録。高精度の左足を武器に左サイドから攻撃を彩るディマルコの不在は、インテルにとって大きなダメージとなりそうだ。
それだけではない。現在、インテルではウイングバックを本職とする選手に負傷者が続出している。左サイドを本職とするブラジル人DFカルロス・アウグストが打撲によって戦線を離れているほか、両サイドを起用にこなすイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンがハムストリング、今冬の移籍市場で加わったポーランド代表MFニコラ・ザレフスキがふくらはぎの問題により離脱中。ウイングバックを主戦場とする選手は、オランダ代表DFデンゼル・ダンフリースのみという緊急事態に陥っている。
前述の『スカイ・イタリア』は、ディマルコだけでなく、ダルミアンとザレフスキもインターナショナルマッチウィーク前に復帰できる見込みは薄いと報道。C・アウグストについては、うまくいけばフェイエノールトとのセカンドレグに間に合う可能性があるという。5日に控えたファーストレグでは、センターバックを本職とするイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニが左ウイングバックとして起用される模様だ。
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By サッカーキング編集部
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