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ミラノダービーで屈辱のシーズンダブル喫したインテル…キヴ監督「前半はテンポが遅く、あらゆる手を尽くしたが崩せなかった…」

2026.03.09

屈辱のシーズンダブル喫したインテル[写真]=Getty Images

 インテルクリスティアン・キヴ監督が、屈辱の連敗となったミラノ・ダービーを振り返った。

 首位のインテルは8日、アウェイ扱いとなったセリエA第28節で2位のミランと対戦。今季2度目のダービーでは、35分にDFペルビス・エストゥピニャンが決められたゴールが最後まで響き、前回対戦と同じ0-1のスコアでの敗戦となった。

 インテルとしては負傷離脱中のFWラウタロ・マルティネスに加え、FWマルクス・テュラムをインフルエンザの影響で欠く苦しい台所事情の中、今季のリーグ戦において初めてスタメンで同時起用となったFWアンジェ・ヨアン・ボニー、FWフランチェスコ・ピーオ・エスポジトの2トップが相手守備陣に苦戦。

 また、MFヘンリク・ムヒタリアンの決定機を防がれた直後にFWルイス・エンリケの背後を取られる形で失点を喫するなど、90分を通して思うような戦いができなかった印象だ。

 昨年11月23日の前回対戦以来、16戦ぶりのリーグ黒星を喫したインテルは残り10試合で2位のミランとの勝ち点差が「7」に縮まった。

 同試合後、キヴ監督は『DAZNイタリア』のフラッシュインタビューでこの一戦を総括。攻守両面において相手のやりたいことをさせてしまったことを悔やんだ。

 「前半はテンポが遅く、期待外れだった。その後、失点してしまい、それも痛手となった」

 「後半はギアを上げようと試み、断続的に良いプレーを見せ、ディマルコに良いチャンスもあった。相手のローブロックを崩すためにあらゆる手を尽くしたが、崩すことができなかった」

 「我々にはダイナミズムが欠けていた。ミランは後ろに下がって、我々を引き込んでカウンターアタックに出る機会を待っていた。もっと改善し、テンポを上げなければならない」

 また、大一番でいずれもプレゼンスを示すことができなかった若手ストライカー2人の評価については、これが今後の糧になると擁護の姿勢を見せた。

 「もっと良い結果を出せたはずだし、そうすべきだった。ストライカーたちは若く、いつも期待されているようなプレーはできなかったが、それは言い訳にはならない。彼らがやろうとしたことには満足している。若い2人にとって、これは貴重な経験になるはずだ」

 なお、後半アディショナルタイムのゴール前の局面ではDFダンゼル・ダンフリースのヘディングが相手MFサムエレ・リッチの右腕に当る際どいシーンもあった。インテル陣営はハンドを主張したが、最終的に審判団はボールへの接触はあったものの、腕が自然な位置にあったとの判定でノーファウルと判定していた。

 やや物議を醸すこの判定について問われた指揮官は「VARが確認したと聞いており、付け加えることはない。私は自分のパフォーマンス、判断、そしてミスに集中している」と、明確な意見を言葉にすることは控えた。

 ちなみにセリエAの歴史上、ミラノ・ダービーでシーズンダブルを喫したチームは、同一シーズンにスクデットを獲得したことは一度もない。

 それでも、キヴ監督は「まだ7ポイントのアドバンテージがあり、ここから30ポイント獲得する必要がある。今夜勝っていたとしても、状況は何も変わっていなかっただろう」と、現状のチームの立ち位置を冷静に見極めているようだ。

 公式戦2戦未勝利と少し嫌な空気が漂うインテルは、14日に行われる次節でアタランタとのホームゲームに臨む。

 

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By サッカーキング編集部

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