アル・フェイハは2日、クリス・スモーリングの獲得を発表 [写真]=Getty Images
サウジ・プロフェッショナルリーグ所属のアル・フェイハは2日、ローマからCBクリス・スモーリングを完全移籍で獲得したことを発表。契約期間は2026年夏までの2年間となる。
1989年11月22日生まれのスモーリングは現在34歳。ノン・リーグのメイドストーン・ユナイテッドでプロキャリアを始めると、フラムを経て、2010年夏にマンチェスター・ユナイテッドに加入。当時のプレミアリーグで一二を争うクラブだったが、1年目からコンスタントにプレー機会を得て、リーグ優勝を経験した。最終的に、在籍9年でクラブ公式戦通算323試合に出場し18得点4アシストを記録。2度のプレミアリーグ制覇を筆頭に計9タイトルを獲得している。
2019年夏からはローマに活躍の場を移した。すぐさま主力に定着すると、2021-22シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグでは10試合に出場。フェイエノールトと対戦した決勝戦のマン・オブ・ザ・マッチに選出されるなど、ディフェンスリーダーとして初戴冠に導いた。また、2011年9月にデビューを飾ったイングランド代表では通算31キャップを保持しており、ブラジルW杯やEURO2016でもプレーした実績を持っている。
昨シーズンは負傷による戦線離脱を余儀なくされた他、途中就任となったダニエレ・デ・ロッシ監督の下で序列が低下。ローマとの現行契約が2025年夏に満了を迎えることから、今夏の去就が注目されていた。
By サッカーキング編集部
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