アヤックスを指揮するフランク・デ・ブール監督が、同クラブに所属するオランダ代表DFダレイ・ブリントの去就について言及した。イギリスメディア『スカイスポーツ』は11日に伝えている。
左サイドバック、センターバック、ボランチといったポジションを務めることができるブリントは、オランダ代表としてブラジル・ワールドカップに参戦し、同国の3位入賞に貢献した。そのブリントに関しては、同大会でオランダを指揮したルイス・ファン・ハール監督率いるマンチェスター・Uが強い興味を示していると言われている。
F・デ・ブール監督はブリントの希望を尊重する姿勢を見せており、以下のように語っている。
「彼には正しい道を選択してほしい。ビッグクラブへ行っても、彼なら大丈夫だ。もう1年ここへ残ることになったら、我々にとって朗報であり、彼にとっても選手としてさらに成長できると思う」
「クラブに多額のお金が入ってくるチャンスが目の前にあるのならば、我々は断ることなどできない。だが、選手の意志に反した交渉をするつもりはない。交渉は、クラブと選手にとって有意義に進めていくことが重要だ」
ブリントの去就に揺れるアヤックスは、10日に行われたエールディビジの開幕戦でフィテッセと対戦し、4-1で勝利した。ベンチスタートだったブリントは、59分から途中出場を果たしている。
(記事/超ワールドサッカー)