PSV戦で劇的ゴールを決めたデン・ハーグGKハンセン(右から2人目) [写真]=VI-Images via Getty Images
FWハーフナー・マイクが加入したADOデン・ハーグのデンマーク人GKマルティン・ハンセンが、11日に行われたエールディヴィジ(オランダ1部リーグ)開幕節のPSV戦で、後半アディショナルタイムに劇的な同点弾を決めた。
デン・ハーグは、同日に行われた開幕戦で昨シーズンのリーグ覇者であるPSVとホームで対戦。試合には同日に獲得が発表されたハーフナーも観戦に訪れていた。
劇的ゴールはデン・ハーグの1点ビハインドで迎えた後半アディショナル95分に生まれた。試合終了が迫る中、デン・ハーグは右サイドでFKを獲得しハンセンも前線に参加。すると、味方からの低目の速いボールに反応したハンセンが、相手DFに体を当てられ倒れこみながらも右足のバックヒールでコースを変えると、シュートは枠の左隅に突き刺さった。
その後、試合は2-2のまま終了し、デン・ハーグは昨シーズン王者のPSVを相手に土壇場で引き分けに持ち込んだ。試合後、ハンセンはクラブ公式チャンネル『ADOデン・ハーグTV』で、「実際、良いボールじゃなかったけど、ゴールを奪うためにできることをしただけだ。何が起こったのはよく分かんなかった。ただの本能だよ。ボールをゴールに向けることで必死だった。僕にとって公式戦で初のゴールだね」とコメントしている。
デン・ハーグは次節、15日にトゥウェンテとアウェーで対戦する。