アヤックス戦でプレーするフィテッセの太田(左) [写真]=Getty Images
エールディヴィジ第19節が23日に行われ、アヤックスと日本代表DF太田宏介が所属するフィテッセが対戦した。太田は移籍後2試合連続となるスタメン入りを果たした。
現在2連勝中のアヤックスは、18試合を終えて14勝2分け2敗と勝ち点44でリーグ首位に立っている。一方、リーグ4位のフィテッセは前節、チームを率いていたピーター・ボス氏が退任後初のリーグ戦となったが、カンブール・レーワルデンに2-0と勝利。ロブ・マース暫定監督の下、3連勝を目指す。
試合は開始早々に動く。1分、左サイドを突破したミチェル・ダイクスがクロスを上げると、GKエロイ・ロームが弾いたところにリーシェドリー・バズールが反応。右足でシュートを放ちゴール右下に突き刺した。
追加点を狙うアヤックスは24分、ピッチ中央でパスを受けたアンワル・エル・ガジがミドルシュートを放つ。しかしここはGKの好セーブに阻まれた。その後はこう着状態が続き、このまま1-0で前半終了のホイッスルを迎えた。
後半に入るとアヤックスが攻勢に出る。51分、前線でボールを奪ったアミン・ユネスが左サイドをドリブル突破しそのままシュートに持ち込むと、55分にはリーシェドリー・バズールがエリア外からミドルシュートを放った。しかしいずれも得点には至らない。
チャンスを作れないフィテッセは66分、PA付近の混戦から最後はマーヴェラス・ナカンバがミドルシュートを放つも、GKヤスパー・シレッセンの正面。ネットを揺らすことはできない。
対するアヤックスは80分、中盤でボールを奪うと一気に攻め込む。前線でパスをつなぎ最後はエル・ガジが右足で強烈なミドルシュートを打つが、GKロームが弾きゴールを割らせない。さらに86分にはダイクスが左サイドを自陣から突破し、エリア外から左足でゴールを狙うがこれは枠を外れた。
試合はこのまま試合終了を迎え、1点を守り切ったアヤックスが勝利を収めた。なお太田はフル出場を果たしている。
次節、アヤックスは26日にホームでヘラクレスと、フィテッセは27日にホームでズウォレと対戦する。
【得点者】
1-0 1分 リーシェドリー・バズール(アヤックス)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト