FIFA会長選に立候補したUEFAのインファンティーノ事務局長 [写真]=Getty Images
オランダサッカー協会(KNVB)は15日、FIFA会長選挙で、立候補しているUEFA(欧州サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ事務局長を支持することを、公式サイトで発表した。
KNVBのミハエル・ファン・プラーグ会長は、ゼップ・ブラッター氏が再選後に辞意を表明した2015年の会長選挙に立候補していたが、直前で辞退していた。当時、自身が掲げていた公約と、インファンティーノ氏の公約が最も近いため支持を決めたという。
同会長は、「インファンティーノ氏は、民主的な組織作り、資金の流れにおける透明性、サッカー発展への投資増加、テクノロジーの積極的な試みと導入を公約しています。どれもKNVBにとってとても重要なポイントです。UEFA事務局長としての経験、そして私自身、彼と7年間ともに働いた経験から、彼がとても正直な人間だと知っています。彼は人の話を聞き、新しいアイディアにオープンで、とても親しみやすい人です。彼こそがオランダサッカーにおいてベストの立候補者です」とコメントした。
また、スペインサッカー連盟(RFEF)も5日に公式メディア『Sefutbol』を通じて同氏の支持を表明。「理事会での合意により、26日のFIFA会長選に立候補しているジャンニ・インファンティーノ氏の支持を決定しました。RFEFはインファンティーノ氏が、歴史的なターニングポイントを迎えるFIFAのリーダーとして、全ての素質と必要な経験を持っていると確信しています」と声明を発表した。
なお、FIFA会長選の正式な候補者は、インファンティーノ氏に加え、ヨルダンのアリ・フセイン王子、AFC(アジアサッカー連盟)のサルマン・アール・ハリーファ会長、元フランス外交官のジェローム・シャンパーニュ氏、南アフリカの活動家トーキョー・セックスウェール氏の5名。選挙は、26日にスイスのチューリッヒで行われる。
By サッカーキング編集部
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