ADOデン・ハーグのサポーターに称賛の声が集まっている(写真は8月19日) [写真]=VI Images via Getty Images
FWハーフナー・マイクが所属するADOデン・ハーグサポーターの温かな行為が称賛されている。11日付けのイギリス紙『ミラー』が報じた。
ADOデン・ハーグは11日にエールディビジ第5節でフェイエノールトと対戦した。アウェーゲームとなったこの試合、ハーフナーはベンチスタートとなり、後半途中からピッチに立ったがゴールを奪えず。試合もフェイエノールトに3失点を許し、1-3で今シーズン初黒星を喫した。
同紙によれば、この一戦でADOデン・ハーグのサポーターが見せた、ユニークな行動が話題になっている模様だ。
試合中、敵地に駆けつけた同クラブのサポーターがぬいぐるみを持参。スタンド上部に位置するアウェー観客席から、下に陣取るフェイエノールトサポーターへ一斉にぬいぐるみを投げた。一見ただの嫌がらせに見えなくもない行為だが、これに対しスタジアム中から拍手が巻き起こった。
実は同試合には、フェイエノールトが本拠地を構えるロッテルダムの病院に入院している子供たちが観戦に訪れていた。試合開始前に選手とともにピッチへ入場した後、ADOサポーターの真下に位置するスタンドで観戦していたという。上部のスタンドからぬいぐるみを投げ込みプレゼントするという、アウェーチームファンの心温まる行為に称賛の声が集まっている。
Ondanks het verlies een middag met een goud randje! #OnzeTrots #knuffelregen pic.twitter.com/0t1OJgXppe
— ADO Den Haag (@ADODenHaag) September 11, 2016
By サッカーキング編集部
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