オランダ代表でファン・ハール元監督(右)のもとでプレーしたスナイデル(左)[写真]=VI Images via Getty Images
ガラタサライに所属するオランダ代表MFウェズレイ・スナイデルが、同代表の元指揮官であるルイ・ファン・ハール氏と「トラブルばかりだった」ことを、大手メディア『FOX SPORTS』に明かした。イギリス誌『Four Four Two』が28日に伝えている。
スナイデルは2012年から2014年までオランダ代表を率いたファン・ハール氏のもとでプレー。2014年のブラジル・ワールドカップでは6試合に出場し、3位入りに貢献していた。
スナイデルは「いつも言っているが、ファン・ハールは技術的にも戦術的にも最高の監督だ。ファン・ハールよりいい監督はいないだろうね。監督としての彼とは完璧な時間を過ごせた。彼のトレーニングセッションは最高に面白かったからね」と指揮官としての手腕を絶賛。
しかし、その一方で「選手やスタッフたちへの接し方を考慮すると改善の余地はある」と指摘し、「1人の人間としては、個人的にトラブルばかりだった」と明かした。
ファン・ハール氏は厳格なことで知られ、バルセロナでは元ポルトガル代表MFのルイス・フィーゴ氏や元ブラジル代表FWのリバウド氏、バイエルンではドイツ代表MFマリオ・ゴメスや元フランス代表MFフランク・リベリーなど、多くの選手たちと衝突してきた。最近ではマンチェスター・Uで元スペイン代表GKビクトル・バルデスをU-21チームに降格させ、トップチームの練習参加やロッカールームに入ることを禁止するなど冷徹ぶりを見せていた。
By サッカーキング編集部
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