フェイエノールトが最終節で快勝し優勝を決めた [写真]=Getty Images
フェイエノールトが14日、18年ぶりのエールディヴィジ制覇を果たした。
首位のフェイエノールトは2位のアヤックスと勝ち点差「1」で最終節を迎え、ホームでヘラクレス・アルメロと対戦。試合は開始わずか37秒、ディルク・カイトがペナルティエリア内右で相手DFのミスからボールを奪い、そのまま豪快な右足シュートで先制点を奪う。電光石火の1発で優勝に近づき、スタジアムは熱狂に包まれた。
Was dit de grootste ontlading ooit in De Kuip, Feyenoorders? #FeyenoordKampioen pic.twitter.com/gnhInD9nZ5
— Feyenoord Rotterdam (@Feyenoord) May 14, 2017
勢い付いたフェイエノールトは12分、左サイドのエルイェロ・エリアからのクロスを、中央のカイトがダイビングヘッドで合わせて追加点。さらに84分には、ニコライ・ヨルゲンセンが獲得したPKを、主将のカイトがGKと逆のゴール右隅に決めてハットトリックを達成した。
チームはその後、89分に失点したものの、このまま3-1で快勝。その瞬間、フェイエノールトの1998-99シーズン以来となる18年ぶり通算15回目の優勝が決まった。
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フェイエノールトは今シーズン開幕から9連勝でスタートダッシュに成功し、昨年12月から今年2月まで10連勝も達成した。前節に完封負けを喫したことでタイトル争いは最終節までもつれたが、26勝4分け4敗のホーム戦無敗で一度も首位の座を譲らないまま優勝を決めた。
なお、ハットトリックで優勝に導いたカイトにとっては、母国リーグ初制覇となった。現在36歳のカイトはデビューしたユトレヒトで2002-03シーズンにカップ戦優勝を経験。フェイエノールトに復帰した2015-16シーズンにもカップ戦のタイトルを獲得していたが、自身初のエールディヴィジ制覇となった。
By サッカーキング編集部
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