カンブール移籍が決まったファン・ウェルメスケルケン・際 [写真]=VI Images via Getty Images
オランダ2部のカンブール・レーワルデンは21日、同じく2部のドルトレヒトからDFファン・ウェルメスケルケン・際を、1年間の延長オプション付きの2年契約で獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。
📝| TRANSFERNIEUWS! SC Cambuur neemt Sai van Wermeskerken over van FC Dordrecht. Welkom bij de club en veel succes Sai! 💛💙 pic.twitter.com/8URF0bdH2e
— SC Cambuur (@SCCambuurLwd) August 21, 2017
オランダ人の父と日本人の母を持つ23歳のファン・ウェルメスケルケンは、2013年夏にヴァンフォーレ甲府の下部組織からドルトレヒトに移籍。2015年5月に当時1部のエールディヴィジにいたトップチームでデビューを飾った。チームは翌シーズンから2部に降格したが、同選手は主に右サイドバックでレギュラーとして活躍。ドルトレヒトでは公式戦67試合に出場し、1ゴールを記録した。
また、昨年3月にはU-23日本代表のポルトガル遠征メンバーに選出。同25日のU-23メキシコ代表戦でU-23代表デビューを果たし、2-1の勝利に貢献した。その2カ月後の5月に行われた第44回トゥーロン国際大会のU-23代表メンバーにも招集され、全4試合に出場した。
新天地のカンブールは、2015-16シーズンにエールディヴィジ最下位で2部に降格。昨シーズンは22勝5分け11敗で3位に終わり昇格を逃していた。今シーズンは18日のU-21アヤックス戦で開幕を迎えたが、1-2の敗戦で黒星スタートとなった。
テクニカル・ディレクターを務めるジェラルド・バン・デン・ベルト氏は「彼の攻撃的なスタイルはカンブールにフィットするだろう。(インドネシア代表MF)ステファノ・リリパリの退団と(オランダ人DF)ヨルディ・ファン・デーレンの負傷によってサイドバックが手薄となった。サイを獲得できて嬉しいよ」とコメントした。
By サッカーキング編集部
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