オランダ代表からの引退を発表したロッベン [写真]=Getty Images
12日、バイエルンのユップ・ハインケス監督がメディアの取材に応じ、オランダ代表からの引退を表明したMFアリエン・ロッベンについて言及。歴代の名選手を引き合いに出して、同選手の代表チームでの功績に賛辞を贈った。12日付のドイツメディア『SPORT1』が伝えている。
10日の2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第10節スウェーデン戦後にオランダ代表からの引退を表明したロッベン。ドイツメディアから同選手について尋ねられたハインケス監督は「オランダはこれまで(ヨハン)クライフや(ルート)フリット、それから(マルコ)ファン・バステンや(フランク)ライカールトといった素晴らしい選手たちを輩出してきた。私はアリエンもまた、彼らと同列に扱われるべき選手だと思っている」とコメント。歴代のオランダ出身の名選手たちを挙げて、ロッベンの代表キャリアを称えた。
また、ロッベン本人は33歳という年齢を代表引退の理由の一つとして挙げたが、ハインケス監督は「アリエンについて言えば、年齢はまだ彼にとって決定的な判断材料ではないよ。今シーズンだけでなく来シーズンもトップレベルでプレーできるはずだ」と語り、同選手がいまだに世界の一線級で活躍できる水準にあると考えていることを明かしている。
オランダ代表でロッベンの雄姿が見られないのは残念だが、所属するバイエルンでのさらなる活躍に期待したい。
(記事/Footmedia)
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