降格し、重い空気が漂うVVVフェンロを変え、見事1年での1部復帰に導いたVVVフェンロ時代の本田圭佑 [写真]=Getty Images
2018年9月20日、VVVフェンロ(オランダ)のスタジアム外壁に日本代表MF本田圭佑(メルボルン・ヴィクトリー/オーストラリア)の肖像画が描かれた。
https://twitter.com/vvvbusiness/status/1042804683126067203
VVVフェンロは20日、クラブ公式サイトでホームスタジアム外壁に3人の歴代の名選手を描いたことを発表した。
3人の名選手とは、元オランダ代表FWハーマン・テウーウェン(1954-1961在籍)、元オランダ代表MFゲル・ファン・ロスマレン(1975-1988在籍)、本田圭佑(2007-2010在籍)の3人。同クラブは次のように肖像画を描いたことを伝えている。
「クラブの豊かな歴史において、3つの異なる時期に来た彼らの偉大な業績は、このクラブの歴史に名を刻んだ」
「良いニュースは、3人の選手がスタジアムの壁を飾るまだ第1歩に過ぎないということ。近い将来、新しいクラブのアイコンがこれから描かれ、スタジアムで永遠に残り不死身になる」
本田圭佑は2008年1月にオランダでの生活を開始。そしてすぐに降格という苦い経験を味わった。しかし、2部に戦いの場を移して状況は一変する。背番号「10」を背負い豪快なミドルシュートでネットを揺らしたかと思えば、華麗なFKでもゴールを量産。リーグ年間最優秀選手賞を獲得するとともに、チームを1年での昇格に導いた。
2007-08 リーグ戦14試合2ゴール
2008-09 リーグ戦36試合16ゴール(2部)
2009-10 リーグ戦18試合6ゴール
なお、本拠地デ・クールスタジアム外壁に描かれたVVVフェンロの歴代名選手3名の肖像画は、9月22日のNACブレダとのホーム試合から見ることができるようだ。
By サッカーキング編集部
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