PSV移籍が正式に決まった堂安律 [写真]=Getty Images
エールディヴィジ(オランダ1部)のPSVは30日、日本代表MF堂安律の獲得をクラブ公式サイトで発表した。27日にフローニンゲンとのクラブ間合意を発表していたが、2024年までの5年間契約にサインして正式加入となった。
It’s a deal!
ようこそ Doan 🔴⚪#DoanDeal— PSV (@PSV) August 30, 2019
同選手はクラブ公式サイトを通じて、「オランダで最も大きなクラブのひとつに加入できて光栄です。PSVは優勝候補であり、エールディヴィジで優勝したいです。いいチームプレイヤーになるのが目標です。ただゴールやアシストをするだけでは十分ではないと思います」と話した。
また自身のInstagram(@doanritsu)でも「この機会を与えてくれた全ての人に感謝し新しい挑戦に挑みます。これからも応援よろしくお願いします!」と意気込んだ。
https://www.instagram.com/p/B1x9qOJoIp9/
堂安はガンバ大阪の下部組織出身の21歳。高校2年生の2015年にプロデビューを果たすと、2017年にフローニンゲンへ1年間の期限付きで移籍。1年目からリーグ戦で9得点を挙げるなど活躍すると、フローニンゲンは買取オプションを行使して完全移籍した。今シーズンはエールディヴィジ2試合に出場し、1ゴールを挙げた。
PSVはリーグ優勝24回、国内カップ戦優勝9回、チャンピオンズリーグ(旧・UEFAチャンピオンズカップ)優勝1回を誇るオランダ屈指の名門。これまで、ルート・ファン・ニステルローイ、アリエン・ロッベン、ジョルジニオ・ワイナルドゥムといったオランダ代表をはじめ、数多くの選手を国外のビッグクラブへと輩出してきた。アジア人としては、元韓国代表のパク・チソンが2003年に京都パープルサンガ(現・京都サンガF.C.)から加入。2004-05シーズンのチャンピオンズリーグでベスト4進出に貢献すると、2005年にマンチェスター・Uへの移籍を果たしている。昨シーズンのリーグ戦はアヤックスに次ぐ2位でフィニッシュ。今シーズンはここまで2勝1分で6位につけている。
PSVは9月1日にアウェイで行われるリーグ第5節でヴァールヴァイクと対戦する。
By サッカーキング編集部
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