アヤックスのスポーツディレクター(SD)を務めるオーフェルマルス氏 [写真]=Getty Images
アヤックスでスポーツディレクター(SD)を務める元オランダ代表のマルク・オーフェルマルス氏が、オランダサッカー連盟(KNVB)を痛烈に批判した。2日に、オランダメディア『デイリー・テレグラフ』が報じている。
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、各国リーグや国際大会は大規模な延期を余儀なくされている。もちろんオランダも例外ではなく、KNVBは3月にリーグ戦の延期を発表。しかし、KNVBがUEFAの意向に沿って8月3日までに今シーズンを終わらせることを公表すると、オーフェルマルス氏はKNVBの姿勢を批判した。
「もし私がまだサッカー選手だったなら、この決定に幸せは感じないことだろう」
「選手には、父親や母親、祖父や祖母がいるんだ。彼らは、自分が感染源となって家族を危険にさらしたり、ましてや死に追いやることなんて望んでいないんだ。選手たちは恐れを抱いているし、公衆衛生を犠牲にしてサッカーを行わなければならないなんて理解に苦しむね」
オーフェルマルス氏は、新型コロナウイルス感染拡大が進む世界において、サッカーを行うことへの疑問を投げかけている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト