ファン・ペルシ氏がコーチとして古巣復帰 [写真]=Getty Images
フェイエノールトは4日、元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシ氏が来シーズンからU-16チームのアシスタントコーチに就任することを発表した。
ファン・ペルシ氏は過去2シーズンも非常勤のスタッフとして主にストライカーを指導していたが、今回は正式なスタッフとしてフェイエノールト復帰を果たした。来シーズンからはU-16チームでブライアン・ピナス監督のアシスタントを務め、さらに今夏からアルネ・スロット新監督が率いるトップチームでも引き続きコーチとしての活動を行うという。
同氏はクラブ公式サイトを通じ、「現役引退後は主にサッカー界で自分の好きなことを考えてきた。来シーズンから、現役時代の知識を若い世代に伝えられるので、とても嬉しい。それをフェイエノールトでできるのはとても特別なことだ。今回の復帰で大きなパワーをもらったし、このクラブで選手育成に貢献できるのはいいことだ」とコメントした。
なお、ファン・ペルシ氏が携わることとなったフェイエノールトの下部組織には、息子である14歳のFWシャキール・ファン・ペルシも在籍。今シーズンはU-15チームに所属しているため、来シーズンは親子共演の可能性もありそうだ。
現在37歳のファン・ペルシ氏はフェイエノールトの下部組織出身で、2002年にトップチームでデビュー。アーセナル、マンチェスター・U、フェネルバフチェでのプレーを経て、2018年1月にフェイエノールト復帰を果たし、2019年夏に現役を引退していた。
現役引退から1年後の2020年8月には、恩師のディック・アドフォカート監督が率いるトップチームのコーチに就任。当時は「正式なポジションではないから、役職をつけるのは難しい。例えば、自分自身をストライカーコーチだとは思っていない」と語り、非常勤のスタッフだと説明していた。
By サッカーキング編集部
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