アヤックスがベテランGKステケレンブルフとの契約を延長(写真は20-21シーズンのもの) [写真]=Icon Sport via Getty Images
アヤックスは24日、元オランダ代表GKマールテン・ステケレンブルフとの契約を1年間延長したことを発表した。
ステケレンブルフとアヤックスの契約は今夏に満了を迎える予定となっていたものの、クラブはベテランGKとの契約延長を決意した。新シーズンもアヤックスを最後尾から支えることとなる。
ステケレンブルフは1982年9月22日生まれの現在39歳。アヤックスの下部組織出身で、2002-03シーズンのエールディヴィジ開幕戦でトップチームデビューを飾った。アヤックスで守護神の座を確固たるものとした後は、ローマ、フルアム、モナコ、サウサンプトン、エヴァートンでプレー。2020年夏にアヤックスへ帰還し、公式戦21試合でゴールマウスを守った。
2021-22シーズンはエールディヴィジ開幕から3試合続けてゴールマウスを守ったものの、そけい部の手術に踏み切った影響でシーズンのほとんどを棒に振った。それでも、当初の想定よりも早く回復を遂げ、4月23日に行われた第30節のNECナイメヘン戦でピッチに戻ってくると、その後は4試合連続でリーグ戦に出場。第33節ヘーレンフェーンでもゴールを守り、クラブのエールディヴィジ2連覇に貢献していた。現在までにアヤックスで311試合の公式戦に出場し、4度のエールディヴィジ優勝を経験している。
オランダ代表としては2004年9月にデビューを飾り、国際Aマッチ通算で63試合出場を記録。2010FIFAワールドカップ南アフリカでは正守護神として母国の決勝進出に大きく貢献した。その後は代表から離れる期間があったものの、昨年に行われたEURO2020では全4試合でゴールマウスを守った。
契約延長に際し、ステケレンブルフはアヤックスのクラブ公式サイトにて「僕はここでのプレーを続けたいと思っていたし、幸運なことにアヤックスもそう思ってくれていた。昨季は負傷の影響で非常に難しいシーズンを過ごし、シーズン中ほとんどの時間をリハビリに費やした。ハードなトレーニングだったよ。このオフはしっかりと休むことができている。もう1年、ここでのプレーを続けられることが本当に嬉しいよ」とコメントした。
By サッカーキング編集部
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