アヤックスは6日、ビジャレアルからアルゼンチン代表GKヘロニモ・ルジを獲得したことを発表した。
移籍金は800万ユーロ(約11億2700万円)で、最大で1000万ユーロ(約14億円)にまで変動する可能性があるとのこと。契約期間は2026年6月30日までの3年半で、アヤックス側には1年の延長オプションが付帯。背番号は「12」となった。
今回の移籍を受け、ルジはアヤックスの公式サイトで「とても嬉しく、誇りに思う。チャンスが巡ってきたとき、一瞬たりとも迷うことはなかった」とコメント。代表のチームメイトで昨季までアヤックスに在籍していたニコラス・タグリアフィコとリサンドロ・マルティネスからは「素晴らしいクラブ」と言われたことを明かし、「アヤックスはオランダのビッグクラブなので決断は簡単だった」と続けた。
アヤックスではオランダ代表GKレンコ・パスフィールが正GK、元オランダ代表GKマールテン・ステケレンブルフがセカンドGKを務めているが、パスフィールが39歳、ステケレンブルフが40歳ということもあり、経験豊富な30歳のアルゼンチン人GKに白羽の矢が立った格好だ。
母国のエストゥディアンテスでプロとしてのキャリアをスタートさせたルジは、ウルグアイのデポルティーボ・マルドナドに移籍すると、レンタル先のレアル・ソシエダでの活躍が評価されて2016年にはマンチェスター・Cに移籍。その後もレンタルという形でそのままレアル・ソシエダでプレーを続けると、翌年には完全移籍。2020年からはビジャレアルに活躍の場を移し、カタールでのW杯ではアルゼンチン代表にも選出されていた。
By サッカーキング編集部
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