エールディヴィジで3戦連発の斉藤光毅 [写真]=ANP via Getty Images
エールディヴィジ第26節が18日に行われ、スパルタ・ロッテルダムが敵地でエメンと対戦した。
現在スパルタ・ロッテルダムはエールディヴィジ2連勝中。今節の対戦相手は残留争いに巻き込まれているエメンだ。スパルタ・ロッテルダムに所属している斉藤光毅は5試合連続のスタメン出場を飾った。前々節エクセルシオール戦で“技あり”のタイミングをズラしたシュートを決めると、前節のフィテッセ戦でもこぼれ球をボレーシュートで押し込んで今季3点目。3月の欧州遠征に臨むU-22日本代表にも選出されているサイドアタッカーは、この試合で3試合連続ゴールを狙う。
試合はスコアレスで迎えた前半終了間際に動く。44分、左サイド深い位置でボールを持った斉藤が前を向いてドリブルをスタート。間合いを見て寄せてきた相手選手2人の間を破り、カットインでペナルティエリアに侵入すると、2タッチ目で相手を置き去りに。3タッチ目でややマイナスに持ち出し、右足でファーサイドにシュートを叩き込んだ。
斉藤の3試合連続ゴールで先制したスパルタ・ロッテルダムは、試合終了間際にヴィトー・ファン・クローイの追加点で勝利を決定付ける。試合はこのままタイムアップを迎え、スパルタ・ロッテルダムが3連勝を飾った。今節を未だ消化していないトゥウェンテを抜き、暫定ながらも5位に浮上。斉藤は75分までプレーした。なお、日本人選手のエールディヴィジでの3試合連続ゴールは、2016-17シーズンに当時デン・ハーグに所属していたハーフナー・マイク氏以来の記録。当時ハーフナー・マイク氏は4試合連続ゴールを決めていた。
ここから各国リーグ戦はインターナショナルマッチウィークによる中断期間に突入。次節は4月2日に行われ、スパルタ・ロッテルダムは首位を走るフェイエノールトをホームに迎える。一方、エメンは4月1日にファン・ウェルメスケルケン際が所属しているカンブールと敵地で対戦予定だ。
【スコア】
エメン 0-2 スパルタ・ロッテルダム
【得点者】
0-1 44分 斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)
0-2 89分 ヴィトー・ファン・クローイ(スパルタ・ロッテルダム)
By サッカーキング編集部
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