クーマン監督がMFフレンキー・デ・ヨング離脱を嘆く [写真]=Getty Images
オランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督が、同国代表について語った。20日、オランダメディア『NOS』が伝えている。
FIFAワールドカップカタール2022を以ってルイ・ファン・ハール前監督が退任し、後任としてロナルド・クーマン監督が就任したオランダ代表は17日、第2次クーマン政権の船出となる3月のEURO2024予選に臨む同国代表メンバー25名を発表。MFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ/スペイン)やFWメンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリード/スペイン)らが名を連ねるとともに、MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(ローマ/イタリア)が約1年ぶりの代表復帰、好調のフェイエノールトからDFルシャレル・ヘールトロイダとMFマッツ・ウィーファーなどが初招集され、“新生オランダ代表”が誕生した。
しかし20日、前日に行われたラ・リーガ第26節レアル・マドリード戦でF・デ・ヨングが負傷し、代表活動への不参加が決定。寵愛する同選手の代役については「まだ決められていない」と明かしたクーマン監督は「彼は重要な選手なんだ。フレンキーには、多くの選手が持っていない資質がある。ただ、彼がいなくなったからといって、いきなりシステムを変えるということにはならない」と告白。続けて「でも、何か違うものになるのは明白だ。なぜなら今、フレンキーのポジションに入ってくる選手は、彼とは異なるプレースタイルだからね」と唯一無二の存在であることを強調した。
またクーマン監督は、初招集のMFマッツ・ウィーファーについて「昨日のデ・クラシケル(アヤックスvsフェイエノールト)で彼のプレーを見たけど、起用することに恐れはない。彼がこのレベルでプレーできると思ったから、選んでいる」と口にしつつ、「ワイナルドゥムの復帰については、彼の体調が良くなっているからね。それに、グループにとっても大切な存在だよ」と選出理由を語っている。
まもなく始まるEURO2024予選に臨むオランダ代表は、24日にグループB開幕節でフランス代表と、27日に第2節でジブラルタ代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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