ドルトムントがE・アルバレスにオファー提示へ [写真]=Getty Images
ドルトムントは、アヤックスに所属するメキシコ代表MFエドソン・アルバレスに対して、数日中に獲得オファーを提示するようだ。8日、ドイツメディア『スカイ・スポーツ』が報じている。
今夏の移籍市場における“目玉”のMFジュード・ベリンガムを、1億3000万ユーロ(約154億円)でレアル・マドリードに売却することが決まったドルトムント。かねてより、今夏のクラブ退団は既定路線と見られていたベリンガムの後釜として、“セルタの宝石”と称させるMFガブリ・ベイガやMFエドソン・アルバレスなどに関心を寄せていることが取り沙汰されてきた。
そして、ベリンガムの破格の移籍金により財政面で潤ったドルトムントは、スポーツ面での穴を埋める存在としてアヤックスに所属するE・アルバレスに目星をつけたようだ。『スカイ・スポーツ』によると、インサイドハーフやトップ下を主戦場とするベリンガムに対して、E・アルバレスはボランチやセンターバックを主戦場としているものの、ドルトムントは同選手獲得に乗り出すと報じている。
また『スカイ・スポーツ』は、最近になってドルトムントとE・アルバレスの間で、より集中的な話し合いが持たれたと指摘。ドルトムントは、選手本人が『ジグナル・イドゥナ・パルク』行きに前向きなことを確認したことで、数日中にオファーを提示する予定とのこと。アヤックス側は移籍金として4500万ユーロ(約68億円)~5000万ユーロ(約76億円)とボーナスを要求しているようだ。
高いボール奪取能力や空中戦の強さ、さらに抜群のポジショニングでピンチの芽を摘むプレースタイルから、かつて“皇帝”の異名を取った元メキシコ代表のラファエル・マルケスに準えられるE・アルバレス。果たして、ドルトムントは今季ブンデスリーガMVPとデュエル王の穴を埋めることができるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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