アヤックスを退団したタディッチ [写真]=Getty Images
アヤックスは14日、セルビア代表FWドゥシャン・タディッチが退団することを発表した。
タディッチの現行契約は2024年6月30日までとなっていたが、同選手の契約を解除したいという要望をアヤックスが受け入れたことで、契約を解消して同選手が即時アヤックスを離れることとなった。
現在34歳のタディッチは母国クラブのヴォイヴォディナの下部組織出身。2006年にトップチームでデビューを飾るとフローニンゲンやサウサンプトンなどを経て2018年7月にアヤックスに加入した。在籍5シーズンで公式戦通算241試合の出場で105ゴール112アシストを記録したほか、エールディヴィジで3度、KNVBカップで2度の優勝なども経験した。
退団が決定したタディッチはアヤックスのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「クラブを去るという決断は非常に難しいものだった。それでも、今が正しい瞬間だと思っている。僕だけではなく、クラブのためにも新しいスタートを切るのに正しいことだと思う。アヤックスで過ごしてきた時間と、僕たちが祝ってきた成功はこれまでのキャリアで経験したことのないことだった」
「ここで素晴らしい時間を過ごせたことをすべてのファンに感謝したいと思う。もしそれが僕次第なら、これが最後の別れではない。僕は永遠にアヤックスの選手であり、コーチといった違う役割ですぐにアムステルダムに戻って来ることを期待している」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト