上田綺世と小野伸二 [写真]=Getty Images
フェイエノールトへの移籍が決定した日本代表FW上田綺世に対し、元日本代表MF小野伸二がメッセージを送った。
小野は1979年9月27日生まれの現在43歳。清水商業高校卒業後、1998年に浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた。2001年夏にはフェイエノールトへ移籍し、2001-02シーズンのUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)制覇に貢献。その後も、フェイエノールトで活躍を続け、5シーズンにわたって在籍した。
そんな小野伸二が、上田の加入に際してフェイエノールト公式Twitterが公開した動画に登場し、以下のようにメッセージを送っている。
「フェイエノールトというオランダで素晴らしい歴史を持つ大きなクラブでプレーすることになりましたね。私はロッテルダムで2002年にUEFAカップで優勝し、魔法のような瞬間を経験しました。私は素晴らしいスタジアムで、優秀な選手たちとプレーし、サポーターは私に感謝の意や尊敬の念を示してくれました。私は永遠に彼らの心に刻まれました」
「もし君がクラブにすべてを捧げたなら、クラブも君を受け入れ、無条件で応援してくれるでしょう。今こそ、君がフェイエノールトのユニフォームを着て、人々の自慢の種となる時です。綺世、ロッテルダムで新たな歴史を作るんだ。フェイエノールトへようこそ。そして幸運を祈っている」
上田が加入するフェイエノールトは、“オランダの御三家”の一角。昨シーズンは無類の強さを誇り、アヤックスとPSVを寄せ付けずに、6シーズンぶりとなるエールディヴィジ優勝を成し遂げた。なお、上田はフェイエノールトにとって小野伸二と宮市亮に続く、クラブ史上3人目の日本人選手となった。
By サッカーキング編集部
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