試合中に治療を受けたドストを囲む選手たち [写真]=Getty Images
NECに所属する元オランダ代表FWバス・ドストが無事を報告した。
エールディヴィジ第10節が29日に行われ、FW小川航基、MF佐野航大、DFファン・ウェルメスケルケン・際が所属するNECはアウェイでDF菅原由勢が所属するAZと対戦。ファン・ウェルメスケルケン・際と菅原が先発出場、佐野がベンチ入りを果たした一戦は、11分にドストのゴールでNECが先制すると、31分にはドストのアシストからマグヌス・マットソンが追加点を奪った。
その後、57分にAZが1点を返して迎えた90分+1分に急遽ドストがピッチ中央付近で意識を失い転倒すると、しばらくプレーが続けられた後にメディカルスタッフが急いで駆けつける事態に。近くにいた選手は状況を把握すると頭を抱えていたことなどから、ドストの容態は心配され、両チームの選手たちが周りを囲む中でドストは治療を受けることとなった。その後、担架で運ばれてピッチを後にしたドストはそのまま病院へと搬送。この事態を受け、試合は再開されることなく、中断となった。
担架で運ばれる際には意識を取り戻していることも明らかになっていたなか、NECはX(旧ツイッター)を更新。病院に運ばれたドストがサムズアップをする画像とともに、「調子はいい。フィールドで受けたサポートは素晴らしかった。今は病院にいるけど、気分はいい。たくさんのサポートに感謝する!」と同選手のコメントを伝え、無事を報告した。
By サッカーキング編集部
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