エールディヴィジで破竹の16連勝達成のPSV [写真]=Getty Images
エールディヴィジ第16節が17日に行われ、PSVがDF菅原由勢が先発フル出場したAZを4-0で撃破。開幕からの連勝記録を『16』にまで伸ばしている。
PSVの破竹の勢いが止まらない。エールディヴィジ開幕節ユトレヒト戦の勝利を皮切りに、フェイエノールトやアヤックスら難敵を次々に退けると、無傷の開幕15連勝を達成。迎えた第16節、4位AZと対戦したPSVは、試合開始20分で3点のリードを奪うなど4-0の圧勝。前半戦折り返しを前にして、2位フェイエノールトに勝ち点差『10』をつける独走体制に入っている。
そして、オランダメディア『NOS』や『デ・テレグラフ』によると、クラブのエールディヴィジにおける開幕連勝記録の更新が現実味を帯びてきているという。フース・ヒディング監督の下で、トレブル(エールディヴィジ、国内カップ戦、チャンピオンズリーグ)を達成した1987-88シーズンの開幕17連勝がクラブレコードとのことで、来年1月13日の第17節エクセルシオールに勝利でタイ記録に、同月21日の第18節ユトレヒト戦勝利で新記録となるようだ。
オランダ国内で無類の強さを誇るPSVの攻撃を牽引しているのが、主将FWルーク・デ・ヨング。ここまでのエールディヴィジで12得点7アシストと、得点ランク・アシストランクともに3位に。公式戦にまで広げてみても、19得点9アシストと脅威的なペースでゴールを量産している。さらに、今節AZ戦での2得点により、同選手はエールディヴィジ通算120得点に到達。データサイト『OPTA』は、クラブのリーグ戦における通算得点ランキングで歴代2位タイとなったことを指摘した。なお、歴代1位は、通算308得点を記録したヴィリー・ファン・デル・カイレン氏だ。
今シーズンは約8年ぶりのチャンピオズリーグ決勝ラウンド進出を果たすなど、今夏に就任したピーター・ボス監督の下で躍進を遂げるPSV。21日の国内カップ戦2回戦を最後に約3週間のウィンターブレイクに入るが、2024年もこの勢いは続くのだろうか。
By サッカーキング編集部
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