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日本人3選手が大活躍!上田綺世が1G1A+レッド誘発 佐野航大は4ゴール目、小川航基は同点弾の起点に

2024.05.12

今季4ゴール目を決めた佐野航大[写真]=Getty Images

 エールディヴィジ(オランダ1部)第33節が12日に行われ、佐野航大小川航基が所属するNEC上田綺世が所属するフェイエノールトが対戦した。

 来季のヨーロッパリーグ出場を目指すNECは、すでに今季の順位が2位に確定しているフェイエノールトと対戦した。NECの佐野は先発し、小川はベンチスタート。一方、フェイエノールトの上田は先発出場した。

 試合は前半終了間際にケルヴィン・ステングスが得点を決めてフェイエノールトが先制に成功したが、後半開始早々にNECが同点に追いつく。メース・ホーデメイカースがドリブルで中央を持ち運び、左サイドの佐野に展開。佐野は細かいドリブルからシュートコースを作り、右足を振り抜いた。シュートは見事にゴールファーサイドに吸い込まれ、佐野の今季公式戦4ゴール目が決まった。

 佐野が見せ場を作った後、今度は上田が活躍を見せる、49分、上田がペナルティエリア手前でNECのDFブラム・ヌイティンクに倒され、一発レッドカードを誘発。その後、決定機を逸した場面もあったが、57分には味方からのパスをペナルティエリア内で受けると、強靭なフィジカルで背中で相手を抑えながらボールをキープ。流れたところを最後はヤンクバ・ミンテがゴールへ押し込み、フェイエノールトが勝ち越しに成功した。上田はこれが今季初アシストとなった。

 その後、71分からベンチスタートとなった小川が途中出場。すると、80分に小川が前線でボールを収めてパスを繋ぐと、ロベル・ゴンサレスからソンチェ・ハンセンへのスルーパスが通り、ペナルティエリアをドリブルで突破したソンチェ・ハンセンがそのままゴールを決めた。数的不利のNECが2-2の同点に追いついた。

 このまま終わるかと思われた87分、上田がまたしても魅せる。トーマス・ベーレンからのスルーパスでアリレザ・ジャハンバクシュが裏へ抜け出し、ゴール前へラストパス。これをファーサイドでフリーになった上田が冷静にゴールへ流し込み、勝ち越しに成功した。上田はこれが3試合連続得点で今季5ゴール目となった。

 試合はこのまま3-2でフェイエノールトが勝利。NECにとっては痛い敗戦となった。

【スコア】
NEC 2-3 フェイエノールト

【得点者】
0-1 45分 ケルヴィン・ステングス(フェイエノールト
1-1 47分 佐野航大NEC
1-2 57分 ヤンクバ・ミンテ(フェイエノールト
2-2 80分 ソンチェ・ハンセン(NEC
2-3 87分 上田綺世フェイエノールト

 

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By サッカーキング編集部

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