佐野航大(撮影は今年3月) [写真]=Icon Sport via Getty Images
NECに所属する佐野航大が、現地時間10日に行われたエールディヴィジ開幕節のトゥウェンテ戦で、今シーズン初ゴールを記録した。
2024-25シーズンのエールディヴィジが開幕し、昨季のリーグ戦を6位で終えたNECは、昨季3位フィニッシュのトゥウェンテをホームに迎えた。NECに所属する佐野は左ウイングのポジションで先発出場。現在負傷中の小川航基はメンバー外となった。
試合は立ち上がりの8分、トゥウェンテ陣内でボールを奪ったサイファラー・ルタイエフがドリブルで左サイドを独走。自ら深い位置まで持ち運び、中央へ折り返すと、ファーサイドでサム・ラマースがダイレクトで押し込み、トゥウェンテが先手を取った。
NECはホームで追いかける展開を強いられたが、28分に佐野が躍動。NECは敵陣中央でボールを引っ掛けると、右サイドへ繋ぎ、大外を駆け上がってきたバルト・ファン・ローイが右足でクロスボールを供給。このボールが佐野の頭にピタリと合う。ヘディングシュートはGKの手に当たってゴールに吸い込まれ、NECが試合を振り出しに戻して前半を終えた。
だが、後半に入って先にゴールを奪ったのはトゥウェンテだった。54分、右コーナーキックでバス・カイパースがインスイングのボールを上げると、中央でフリーになったアレック・ファン・ホーレンベークが頭でゴールネットを揺らし、勝ち越しに成功。試合はその後もトゥウェンテのペースで進み、これ以上スコアは動かずタイムアップを迎えた。なお、佐野はフル出場を果たしている。
次節、NECは17日に敵地で毎熊晟矢が所属するAZと激突。トゥウェンテは13日、チャンピオンズリーグ(CL)・3次予選セカンドレグで川村拓夢が所属するザルツブルクとの試合に臨み、次節のエールディヴィジでは17日に三戸舜介が在籍するスパルタ・ロッテルダムをホームに迎える。
【得点者】
0-1 8分 サム・ラマース(トゥウェンテ)
1-1 28分 佐野航大(NEC)
1-2 54分 アレック・ファン・ホーレンベーク(トゥウェンテ)
By サッカーキング編集部
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