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フェイエノールトに大打撃、得点源ヒメネスが3カ月の負傷離脱…上田綺世への期待も高まる

2024.09.25

ヒメネス(左)負傷で上田(右)にはチャンスか [写真]=Icon Sport via Getty Images

 フェイエノールトは24日、同クラブに所属するメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷状況を報告した。

 ヒメネスについては、22日に行われたエールディヴィジ第6節NACブレダ戦に先発出場していたものの、同試合の前半30分に差し掛かる手前のタイミングで負傷。代わって投入された日本代表FW上田綺世が直後のプレーでゴールを奪うなど、フェイエノールトは同試合を2-0で制していたものの、“エース”の状態が心配されていた。

 NACブレダ戦の2日後、フェイエノールトがヒメネスの負傷状況を報告。検査の結果、太ももの負傷が確認されたという。全治までは3カ月程度を要する見込みだ。

 現在23歳のヒメネスは、2022年夏に母国のクルス・アスルからフェイエノールトへ完全移籍加入。欧州上陸初年度から公式戦通算50試合の出場で28ゴールを挙げるなど、オランダを舞台にその得点力を遺憾なく発揮すると、ライバルの上田が加入した昨季もセンターフォワードの定位置を譲らず、公式戦41試合の出場で26ゴールを記録していた。

 今夏にはステップアップの噂も取り沙汰されたが、残留してフェイエノールトでの3年目に突入。8月4日に行われたヨハン・クライフ・スハール(オランダ・スーパーカップ)PSV戦(○4-4/PK戦:4-2)で2ゴールを挙げ、良い状態でシーズンに入ると、ここまで行われたエールディヴィジの全5試合にスタメン出場して2ゴールをマーク。今季も爆発が期待されていたが。無念の離脱が決まった。

 一方で、上田にとっては大きなチャンスとなりそうだ。今季、上田はエールディヴィジ5試合、チャンピオンズリーグ(CL)1試合、ヨハン・クライフ・スハール1試合と公式戦全7試合のピッチに立っているものの、そのすべてが途中出場によるもの。絶対的得点源を失ったチームにおいて、日本代表のストライカーはどのような働きを見せるのか。今後の活躍に注目だ。

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By サッカーキング編集部

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