古巣フェイエノールト就任が噂されているファン・ペルシ監督 [写真]=Getty Images
日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは、ヘーレンフェーンを率いているロビン・ファン・ペルシ監督の引き抜きに近づいているようだ。19日、イギリスメディア『アスレティック』が報じている。
アルネ・スロット元監督が昨夏にリヴァプールの指揮官に就任したことを受け、フェイエノールトは後任としてブライアン・プリスケ監督を招へい。2027年6月30日までとなる契約を締結し、今季はここまでチャンピオンズリーグ（CL）ではリーグフェーズを19位で終え、ノックアウトフェーズ・プレーオフに進出を果たしたものの、エールディヴィジでは21試合終了時点で11勝6分け4敗の5位で、首位アヤックスとは勝ち点「12」差となっていた。
このような状況から、一貫性のない結果と相性の悪さなどを主な理由として今月10日にプリスケ監督を解任。翌日にはU－21チームのパスカル・ボスハールト監督が暫定的にトップチームを率いることが明らかになり、チャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメントプレーオフではミランに2試合合計2－1で勝利してラウンド16進出を決めているが、正式な指揮官は依然として未定となっている。
そんななか、今回の報道によると、フェイエノールトは新指揮官にファン・ペルシ監督を招へいすることで近づいている模様で、20日中にもヘーレンフェーンの関係者と合意に達する見込みになっているという。
現在41歳のファン・ペルシ監督はフェイエノールトの下部組織出身で、2002年にトップチームでデビュー。アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、フェネルバフチェでのプレーを経て、2018年1月にフェイエノールト復帰を果たし、2019年夏に現役を引退。2020年8月からフェイエノールトでコーチキャリアをスタートさせ、2023年7月からU－18チームの指揮官を務めていたが、昨夏からヘーレンフェーンで初のトップチーム監督に就任した。
今季ヘーレンフェーンはここまでエールディヴィジ23試合終了時点で7勝6分け10敗、勝ち点「27」で9位につけているが、果たしてシーズン途中ながらファン・ペルシ監督は古巣の指揮官に就任することになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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