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渡辺剛がリーグ戦初ゴールも…敗れたフェイエノールトは首位陥落、上田綺世は2戦連発ならず

2025.11.10

ゴーアヘッド戦に先発出場した(左)上田綺世と(右)渡辺剛 [写真]=Getty Images

 エールディヴィジ第12節が9日に行われ、ゴーアヘッドとフェイエノールトが対戦した。

 リーグ首位を走るフェイエノールトでは、日本代表コンビが攻守の要として躍動。エースストライカーとしての地位を確立した上田綺世は11戦13発と異次元の決定力を発揮して得点ランキング首位を君臨しており、先月には日本人初のエールディヴィジ月間MVPを受賞した。また、今夏に加入した渡辺剛はセンターバック(CB)の定位置を確保し、ここまで11試合中10試合にフル出場。安定したパフォーマンスでチームを後方から支えている。

 上田と渡辺が揃って先発に名を連ねたフェイエノールトは、開始早々に上田も絡んで立て続けにチャンスを作るも決め切ることができず。すると12分にレオ・ザウアーが自陣ボックス内でファウルを犯してPKを献上し、マッツ・デアイルに決められ先制を許した。

 1点ビハインドとなったフェイエノールトはボールを握りながらチャンスをうかがうも、ヨーロッパリーグ(EL)含めた過密日程の影響からか精彩を欠いたプレーが続く。ゴーアヘッドに追加点こそ与えなかったものの、大きなチャンスを作ることができないまま前半を1点ビハインドで終えた。

 後半に入り圧力を強めるフェイエノールト。61分、斜めのランニングでボックス内左へ抜け出したセム・スタインがアバウトに中央へ折り返し、ボールを収めた上田が反転から強烈なシュートを放ったが、惜しくもGKの正面へ飛んでしまう。69分にはマティス・スレイにDFラインの背後を突かれて絶体絶命のピンチを迎えたが、ここはGKティモン・ヴェレンロイターが鋭い反応を見せて追加点を許さない。

 攻めあぐねる展開の中、フェイエノールトのロビン・ファン・ペルシ監督は渡辺をCBから最前列へ上げ、パワープレーで同点ゴールを狙いにいく。しかし、86分にカウンターからディーン・ジェームズに追加点を叩き込まれて2点差に。その3分後に渡辺がゴール前のこぼれ球を押し込み、エールディヴィジでの初ゴールをマークしたが反撃はここまで。敗れたフェイエノールトは首位PSVと「3」ポイント差の2位に転落した。

 次節、ゴーアヘッドは22日にアウェイでヘラクレス、フェイエノールトは23日にホームでNECと対戦する。

【スコア】
ゴーアヘッド 2-1 フェイエノールト

【得点者】
1-0 13分 マッツ・デアイル(PK/ゴーアヘッド)
2-0 86分 ディーン・ジェームス(ゴーアヘッド)
2-1 89分 渡辺剛フェイエノールト

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By サッカーキング編集部

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