ホンジュラス戦で五輪“最速”弾を含む2ゴールを挙げたネイマール [写真]=LatinContent/Getty Images
リオデジャネイロ・オリンピック準決勝が17日(日本時間18日)に行われ、ブラジル代表とホンジュラス代表が対戦。開催国ブラジルが6-0と圧巻のゴールラッシュを見せ、決勝進出を決めた。
FWネイマール(バルセロナ)は開始15秒足らずで先制ゴールを決め、オリンピック“最速”ゴール記録を更新した。同選手について、ブラジルのロジェリオ・ミカーレ監督が称賛のコメントを残している。ブラジルメディア『グローボ』が報じた。
試合後の記者会見に臨んだミカーレ監督は「彼はモンスターだ。フットボールをプレーすることで魔法をかけることができる。そんな才能を持った男なんだ。彼はこれからも伸びていくだろう」と、ネイマールを“怪物”と称して称賛した。
グループステージ3試合を無得点で終え、批判が集中していたネイマール。しかし、準々決勝と準決勝で計3ゴールを挙げ、復活を遂げた。ミカーレ監督は背番号「10」への信頼と敬意を改めて強調している。
「1週間前、彼は難しい時間を過ごしていた。でも今は、大いに挽回しているね。何度も言っているように、我々は彼への敬意を示さなければならない」
自国開催のオリンピックで悲願の初優勝を狙うブラジルは、20日(日本時間21日5時30分)に行われる決勝でドイツと対戦する。ミカーレ監督は「我々はまだ、何も勝ち取っていない」と力を込めた。
会見時にはまだ、決勝の相手が決まっていなかった。ミカーレ監督は「どちら(ナイジェリアとドイツ)も極めてタフなチームだ。延長戦やPK戦に突入するくれたら、彼らは疲れてくれるのだけどね。それはジョークとしても、決勝は素晴らしい試合になるだろう」と冗談を交えてコメントしている。
By サッカーキング編集部
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