スウェーデン戦に出場したアメリカ女子代表FWラピノー [写真]=Getty Images
アメリカ女子代表FWミーガン・ラピノーが、完敗を喫した東京オリンピックの初戦を振り返った。アメリカメディア『ESPN』が21日に伝えた。
2019年のワールドカップ覇者がまさかの黒星スタートを切った。アメリカ女子代表は、21日に行われた東京オリンピック・グループステージ第1節でスウェーデン女子代表に0-3で完敗。2019年1月のフランス戦以来となる黒星を喫し、44試合続いていた無敗記録が止まった。
ラピノーは初戦で完敗を喫し、「私たちはお尻を蹴り飛ばされた感じよね?……私たちは少し窮屈に戦い、少し緊張もしていて、バカげた試合をしてしまった」と振り返り、「こんな結果になると思っていたか?いいえ」と落胆した。
“宿敵”相手に痛恨の黒星となった。アメリカは、2016年のリオデジャネイロ・オリンピック準々決勝でもスウェーデンと対戦し、PK戦の末に敗れて初めてメダルを逃していた。さらに、今年4月の親善試合でも1-1で今年唯一の引き分けで終わっていた。
ラピノーは「悔しいし、相手がスウェーデンであることも悔しい。スウェーデンは私たちに多くのスペースを見つけていた。今年に入って何失点したかもわからないし、最後に失点したときのことを覚えていない。それなのに3点も取られたのはよくない」と悔やみ、「スウェーデン戦のことを考える時間はない。3日後には次の試合がある」と24日のニュージーランド戦に切り替えた。
By サッカーキング編集部
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