南アとメキシコが対戦した [写真]=Getty Images
東京オリンピック男子サッカー競技一次ラウンド・グループA最終節が28日に行われ、U-24南アフリカ代表とU-24メキシコ代表が対戦した。
勝てば自力で決勝トーナメント進出が決まるメキシコ。一方の南アフリカは、勝利した上で、日本がフランスを下した場合、スコアによっては逆転でグループステージを突破することができるという状況で試合を迎えた。
メキシコは18分に先制。エンリ・マルティンのスルーパスに抜け出したウリエル・アントゥナがペナルティエリア右からグラウンダーで折り返し、アレクシス・ベガが押し込んだ。
45分、メキシコがリードを広げる。相手のヘディングでのクリアがゴール前にこぼれると、反応したルイス・ロモがフィニッシュ。シュートは相手DFにも当たってゴールに吸い込まれた。メキシコは2点のリードで折り返した。
南アフリカは57分、マルティンのかかとを足裏で踏んだテルシウス・マレペがレッドカードで退場。数的不利で2点を追う展開となった。
メキシコは60分にリードを3点に広げる。マルティンがカルロス・ロドリゲスとのワンツーパスで中央を切り裂き、冷静にゴール右下隅へと流し込んだ。
すると66分、メキシコにも退場者が出たため、試合は10人対10人の戦いに。相手のカウンター攻撃でルーサー・シンに入れ替わられそうになったC・ロドリゲスが同選手を倒し、DOGSO(決定的な得点機会の阻止)で一発レッドカードとなった。
試合はこのまま終了し、勝利したメキシコがグループステージ突破を決めた。なお、日本がフランスを下したため、メキシコは2位通過となっている。準々決勝は31日に行われ、メキシコはグループB首位の韓国と対戦する。
【スコア】
U-24南アフリカ代表 0-3 U-24メキシコ代表
【得点者】
0-1 18分 アレクシス・ベガ(メキシコ)
0-2 45分 ルイス・ロモ(メキシコ)
0-3 60分 エンリ・マルティン(メキシコ)
By サッカーキング編集部
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