パリ五輪への強い思いを口にしたグリーズマン [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、今夏に母国フランスで開催されるパリオリンピックへの出場希望を改めて口にした。21日、スペイン紙『マルカ』などがフランス紙『ル・モンド』でのインタビュー時のコメントを伝えている。
現在32歳のグリーズマンは、レアル・ソシエダの下部組織出身で、2009年9月にトップチームデビューを果たすと、2014年7月にアトレティコ・マドリードに加入した。その後は、バルセロナでのプレーを経て、2021年8月から再びアトレティコ・マドリードに所属。今シーズンもここまで公式戦36試合出場18ゴール6アシストを記録するなど攻撃陣を牽引し、今年の1月にはクラブでの通算得点数を「174」に積み上げ、アトレティコ・マドリードの最多得点記録保持者となった。
以前より、今年の7月から母国で開催されるパリオリンピックへの出場希望を明かしていたグリーズマン。オリンピックは国際サッカー連盟(FIFA)のカレンダーに含まれていないため、代表招集には所属クラブの同意を得る必要があるが、インタビューに応じた同選手は、「できる限りのことをするつもりだ」と出場に向けて全力を尽くすことを再度強調している。
また、6月から開催されるEURO2024でフランス代表が決勝に進出した場合、10日後にパリオリンピック初戦を迎える“強行スケジュール”となる点に対しては、「自分の体のことはよく知っているし、トップレベルのトレーナーもいるから心配ない」と不安を一蹴。続けて、パリでオリンピックが開催されることについて、「特別なこと」と述べながら、同大会への強い思いを口にした。
U-23アルゼンチン代表を率いるハビエル・マスチェラーノ監督が、インテル・マイアミに所属するFWリオネル・メッシのチーム参加を希望するなど、各国のスター選手の参加に現実味が帯びてきたパリオリンピック。果たして同大会では、どんな選手たちの対戦が実現するのだろうか。
By サッカーキング編集部
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