2018年までロシア代表を率いるカペッロ監督 [写真]=Getty Images
ロシア代表を率いるファビオ・カペッロ監督は2018年のロシア・ワールドカップの後に引退する意向だと明言した。ロシアメディア『R-Sports』が報じた。
同監督は、2018年までロシア代表指揮官としての契約を結んでおり、この契約が最後になると語っている。
「2018年のワールドカップが終わると、私はもう71歳だ。その時が監督を辞める時だろう。これが監督として最後の契約だ。アレックス・ファーガソンが辞めた様に私も引退するよ。彼は72歳までやっていたが、私は1年早く退くだろう」
カペッロ監督はミランとローマで計5回のセリエA優勝を経験している。ユヴェントスでは2年連続優勝に導いたが、カルチョ・スキャンダルで後にはく奪された。ミランではチャンピオンズリーグ優勝も果たしている。レアル・マドリードでもリーガ・エスパニョーラ制覇。2008年から4年間イングランド代表を率いたが、イングランドサッカー協会とのトラブルで2012年1月に辞任し、同年7月、ロシア代表監督に就任した。6月に開催される、ブラジル・ワールドカップ出場を決めており、本大会ではグループHに所属し、ベルギー代表、アルジェリア代表、韓国代表と対戦する。