ベンフィカ戦で先制点を決めたフッキ [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節が16日に行われ、グループCではポルトガルのベンフィカとロシアのゼニト・サンクトペテルブルクが対戦した。
ホームのベンフィカは、ルイゾンやエンツォ・ペレスらが先発出場。ミランから加入したブライアン・クリスタンテはベンチスタートだった。一方のゼニトは、エセキエル・ガライやフッキらが先発メンバーに名を連ねた。
開始早々、先制したのはゼニトだった。5分、フッキがペナルティーエリア右側でスルーパスに反応すると、飛び出してきた相手GKの位置をよく見てワンタッチでループ気味のシュートを沈め、均衡を破った。
1点リードのゼニトは18分、スルーパスにを受けて最終ラインの背後を取ったダニーが、ペナルティーエリア手前でGKアルトゥル・モラエスに倒され、FKを獲得。GKモラエスはレッドカードで一発退場となり、ベンフィカは前線のタリスカに代えてGKパウロ・ロペスを投入した。
数的優位に立ったゼニトは28分、左CKからアクセル・ヴィツェルがヘディングシュートで2点目を記録。GKパウロ・ロペスがかき出したが、その前にゴールラインを割っていたため、得点が認められた。
後半は両チームとも決定機を活かせず、無得点のまま推移。試合は2-0で終了。敵地のゼニトが快勝し、白星スタートを切った。ゼニトは10月1日の第2節で、モナコとホームで対戦。ベンフィカは、レヴァークーゼンと敵地で対戦する。
【スコア】
ベンフィカ 0-2 ゼニト・サンクトペテルブルク
【得点者】
0-1 5分 フッキ(ゼニト・サンクトペテルブルク)
0-2 28分 アクセル・ヴィツェル(ゼニト・サンクトペテルブルク)