ロシア代表を率いるカペッロ監督 [写真]=Getty Images
ロシアサッカー協会の役員を務めるセルゲイ・ステパーシン氏が、同国代表を率いるファビオ・カペッロ監督への給料未払いを認めた。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
カペッロ監督の年俸は、各代表を率いる指揮官の中で最高額となる約800万ユーロ(約11億5000万円)と一部で噂されているが、給料5カ月分が未払いになっているようだ。
ステパーシン氏は「ロシアサッカー協会はカペッロに払う金がない」とコメント。さらに「代表チームの監督に対する給料未払いは正しくない。契約を結んだ際、資金をどのように得るのか考えるべきだった」と述べ、同協会が資金調達に苦しんでいることを明かした。
カペッロ監督は今年1月、2018年までとなる契約延長に合意。同年に行われるロシア・ワールドカップまで指揮を執ることになっている。