ロシアサッカー連盟(RFU)は7日、CSKAモスクワを率いるレオニード・スルツキ監督が同国代表の指揮官に就任することが決定したと発表した。
7月14日にファビオ・カペッロ前監督との契約を解除していたロシア代表だが、スルツキ監督がCSKAモスクワと兼任という形で指揮を執ることが決まっている。
2009年10月にCSKAモスクワの指揮官に就任したスルツキ監督は2010年1月に同クラブに加入した現ミラン所属の日本代表MF本田圭佑を4年間指導していた。
同監督はCSKAモスクワの公式サイトで「RFUからクラブ側に対し、私を代表監督にしたいというオファーを受けた。ロシア代表の現状を考えると、断ることはできなかったよ。代表チームを率いるのは大きな名誉だ」とコメントしている。
ユーロ2016予選でグループGの3位と苦しむロシア代表は、6月14日に行われた第6節で首位のオーストリア代表に0-1で敗れたため、2位スウェーデン代表との勝ち点差が4に広がった。9月5日に第7節でスウェーデン代表と対戦し、同月8日には第8節のリヒテンシュタイン戦が控えている。