監督としてサンパウロに戻ってきたロジェリオ・セニ氏 [写真]=Getty Images
サンパウロは8日、ロジェリオ・セニ氏の監督就任記者会見を行った。ブラジルメディア『グローボ』が報じている。
1990年のデビュー以来、サンパウロ一筋を貫いたロジェリオ・セニ氏は、2015年に現役を引退。GKながら優れたキック精度を誇り、132ゴールの世界ギネス記録を保持している。現役引退後は指導者を目指し、日本代表の清武弘嗣が所属するセビージャ(スペイン)で研修を行ったほか、今年6月にアメリカで開催されたコパアメリカ センテナリオ USA 2016にブラジル代表のコーチとして帯同した。
新監督就任記者会見に臨んだロジェリオ・セニ氏は、「サンパウロが私のことを呼んでいるのなら、それを断ることはできなかった。プロの監督という仕事は知識だけでは成立しない。ピッチの内外でしっかりと関係性を築き、全てが噛み合った時にクラブは上手くいくものだ。これは私にとって大きな挑戦になる」と、コメント。
「現役時代、サンパウロでは様々な時期を経験した。いい時も悪い時もあるが、最大限の努力を重ねていいチームを作っていきたい。非常に困難なミッションかもしれないが、とても魅力のある仕事だと思う。私はサンパウロで栄光を追い求めるためにやってきた」と、監督就任に対する強い決意を述べた。
なお、ロジェリオ・セニ氏との契約期間は2018年までの2年間となっている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト