墜落事故で奇跡の生存を遂げたシャペコエンセDFルシェル [写真]=Bongarts/Getty Images
11月29日に発生したチャーター機墜落事故で生存が確認されたシャペコエンセ(ブラジル1部)のDFアラン・ルシェルが、自身のインスタグラムを更新し、現在の心境を明かした。20日付のブラジルメディア『UOL』が伝えている。
今回の事故では、搭乗者77人のうち71人が死亡。シャペコエンセの選手で生き残ったのは、GKジャクソン・フォルマン、DFネト、DFルシェルの3名のみだった。そのうち、フォルマンとネトは現在も予断を許さない状況が続いている。
一方、ルシェルは生存が確認された3選手の中で最も回復が早く、今月7日には歩行可能な状態まで回復していたことが伝えられていた。現在は退院し、自宅に戻ることができているようだ。
同選手は20日に自身のインスタグラムを更新し、「回復は不可能に思われた。私は死ぬのだと思った。しかし、神様が私の運命を変えてくれた。奇跡が起こり、私はここにいる」と、奇跡の生還を遂げた現在の心境を明かしている。
16日には、地元の病院で精密検査を受けたが、異常は見られなかったというルシェル。同選手は、今後もリハビリを続けていき、半年後にはプレーを再開する予定であることも明かしている。
果たして、奇跡の生還を遂げたルシェルの雄姿を再びピッチ上で見られる日は訪れるだろうか。
(記事/Footmedia)
By サッカーキング編集部
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