ダレッサンドロ、2部降格インテルナシオナウの救世主へ「クラブを助ける」

ダレッサンドロ

リーベル・プレートへローン移籍していたダレッサンドロ [写真]=Getty Images

 リーベル・プレートへのローン移籍を終えた元アルゼンチン代表MFアンドレス・ダレッサンドロが、新たなチャレンジに向けて意気込みを語った。ブラジルメディア『UOL』が伝えている。

 今年2月に1年間のローン契約で、キャリアをスタートさせたリーベル・プレートに戻っていたダレッサンドロ。その間に所属元であるインテルナシオナウはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権1部)で残留圏内に入れず、セリエB(2部)への降格が決まった。

 インテルナシオナウは国内外で数々のタイトルを獲得してきた名門。地元の州選手権で45度、セリエAで3度、コパ・リベルタドーレスでも2度の優勝を果たしている。しかし今年のセリエAでは17位に沈み、創設107年目にして初の2部降格が決まった。

 そんな苦境に陥ったクラブを救うために、2008年から同クラブに所属し、2010年のコパ・リベルタドーレス優勝にも貢献したダレッサンドロが一肌ぬぐ覚悟だ。同メディアによると、ダレッサンドロはアルゼンチン紙『オレ』の取材に対し、「僕は8年間インテルナシオナウで過ごし、全てが素晴らしい時間だった。クラブを助けるために戻りたいと思っている」とクラブへの愛情を口にしたという。

 インテルナシオナウとの契約延長交渉を行うために、ポルトアレグレの空港に到着した同選手は、多くのサポーターに出迎えられた。ファンから絶大の信頼を集めるクラブのレジェンドは、1年で名門を1部リーグに導けるだろうか。

(記事/Footmedia)

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