FOLLOW US

シャペコエンセ慈善試合はブラジルが勝利…飛行機墜落事故の生存者4名も姿を現す

2017.01.26

ドゥドゥの決勝点でブラジル代表が勝利した [写真]=Getty Images

 現地時間25日、リオ・デ・ジャネイロ五輪のメイン会場として使用されたエスタディオ・ニウトン・サントスで、ブラジル代表コロンビア代表が対戦。試合はMFドゥドゥ(パルメイラス)の得点で、ブラジル代表が1-0で勝利を収めた。この試合は昨年11月28日に発生したシャペコエンセの飛行機墜落事故への慈善試合として開催され、収益はすべてこの事故で亡くなった選手やスタッフの家族に寄付される。

飛行機墜落事故の生存者4名が姿を表した  [写真]=Getty Images

飛行機墜落事故の生存者4名が姿を表した [写真]=Getty Images

 FIFAが定める国際Aマッチデーではないため、両国ともに国内組のメンバーを中心にチームを構成。ブラジルはFWロビーニョ(アトレチコ・ミネイロ)やMFルーカス・リマ(サントス)、コロンビアはシャペコエンセとコパ・スダメリカーナ決勝で対戦予定だったアトレティコ・ナシオナルに所属するFWミゲル・ボルハらがスタメンに名を連ねた。試合前には飛行機墜落事故の生存者であるGKジャクソン・フォルマン、DFアラン・ルシェル、DFネット、ジャーナリストのラファエウ・エンゼウ氏が会場に登場。両カ国の選手たちが交互に肩を組み、亡くなった71名への追悼の意を表した。

 試合は前半をスコアレスで終えると、後半開始早々の1分にブラジル代表が均衡を破る。DFファグネル(コリンチャンス)が右サイドを突破しクロスを上げると、ジエゴ・ソウザ(スポルチ)が頭で合わせる。一度はGKダビド・ゴンサレス(インデペンディエンテ・メデジン)が弾いたが、こぼれ球をMFドゥドゥ(パルメイラス)が押し込み、先制点を挙げる。この得点が決勝点となり、試合はブラジル代表が勝利した。

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

SOCCERKING VIDEO