コロンビア代表戦で得点を決めたドゥドゥ(中央) [写真]=Getty Images
現地時間25日、リオ・デ・ジャネイロ州のエスタディオ・ニウトン・サントスで、ブラジル代表とコロンビア代表が対戦。昨年11月28日に発生したシャペコエンセの飛行機墜落事故への慈善試合として開催された一戦は、ブラジル代表が1-0で勝利を収めた。26日付の大手メディア『ESPN』が、決勝点を挙げたMFドゥドゥのコメントを伝えている。
ブラジル1部リーグのパルメイラスに所属するドゥドゥは現在25歳。昨年のブラジル全国選手権で33試合出場6得点を記録し、クラブの22年ぶりの優勝に大きく貢献した。その活躍が評価され、年間ベストイレブンに選出。そして今回、FIFA(国際サッカー連盟)が定める国際Aマッチデーではないこともあり、国内組のメンバーを中心に構成されたブラジル代表に自身6年ぶりの復帰を果たした。
先発出場したドゥドゥは、後半開始直後の46分にこぼれ球を押し込み、代表初ゴールをマーク。この得点が決勝ゴールとなり、自身に訪れたチャンスをしっかりとものにした。
試合後のインタビューに応じたドゥドゥは、「セレソンの競争は本当に激しいが、パルメイラスでのプレーが評価されてチャンスを得ることが出来た」とコメント。「チッチ監督への良いアピールになったのでは」という質問に対しても、「この試合の目的は、監督に良いアピールをすることだった」と満足気に答えた。
それでも、今回は海外組が不在だったということもあり、次の代表入りは確約されていない。ドゥドゥは「再び代表でのチャンスを得るために、今はパルメイラスに戻って、自分の仕事に集中したい」と語り、代表定着へ向けて所属クラブでのさらなる活躍を誓った。
(記事/Footmedia)
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