昨年12月のクラブW杯にも出場したFWボルハ [写真]=Getty Images
コロンビア1部リーグのアトレティコ・ナシオナルに所属するコロンビア代表FWミゲル・ボルハが、ブラジル1部リーグのパルメイラスへ移籍することを望んでいると公言した。7日付のブラジル紙『エスタード・デ・サンパウロ』が伝えている。
現在24歳のボルハは、昨年のコパ・リベルタドーレスでアトレティコ・ナシオナルを優勝に導く活躍を見せ、大会MVPを獲得。同年12月には、日本で開催されたFIFAクラブワールドカップで2試合に出場した。また、ウルグアイ紙『エル・パイス』が選考する2016年の南米最優秀選手にも選ばれるなど、飛躍の1年を過ごした。
その活躍ぶりから、ヨーロッパや中国の複数クラブがボルハの獲得に動いていると報じられていたが、本人は「チャンスがあるのならば、ブラジルでプレーしたいと思っている。パルメイラスは非常に強くて、歴史のあるクラブだ。全てのタイトルを狙えるし、僕のキャリアや今後の成長にとって最高のクラブになるだろう」と、昨年のブラジル全国選手権を制したパルメイラスへの移籍希望を公言。さらに「僕の家族はすでにブラジルに行く準備ができている。彼らもブラジルをとても気に入っているみたいだ」とコメントし、ブラジル移籍を強烈にアピールした。
パルメイラスは、今年1月にブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがマンチェスター・Cへ加入。同選手に代わる新たなエースの登場が期待されているが、「明日かあさってには決断を下すだろう」と語るボルハがその役割を担うことになるのか、今後の動向が注目される。
(記事/Footmedia)
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