メッシ不在のアルゼンチンがボリビアに不覚を取った [写真]=LatinContent/Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第14節が28日に行われ、ボリビア代表とアルゼンチン代表が対戦した。
アルゼンチンは前節、リオネル・メッシがPKを決めてチリ代表に1-0で勝利。2連勝で出場権獲得圏内の3位に浮上した。だが、メッシが同試合で副審に暴言を吐いたとして、28日にFIFA(国際サッカー連盟)から4試合の出場停止処分を言い渡された。試合当日に絶対的エースの欠場が決まったアルゼンチンは、9位に沈むボリビアとのアウェイ戦に臨んだが、開催地のラパスは標高3500メートル超えの難所。エース不在で高地での厳しい戦いを強いられることとなった。
試合は31分にボリビアの先制で動く。右サイドのパブロ・エスコバルからのロングボールにフアン・カルロス・アルセが反応。ペナルティエリア内中央でゴールを背にしながら頭で合わせると、シュートは枠の右隅に決まった。さらに52分には左サイドを抜け出したホルヘ・フローレスがエリア内左の深い位置まで進入しクロス。ファーサイドでフリーのマルセロ・マルティンス・モレノがワントラップから右足シュートを突き刺し、追加点を奪った。
苦戦するアルゼンチンは55分にアンヘル・コレアを下げて、セルヒオ・アグエロを送り出し、反撃に力を入れる。69分にはエンソ・ペレスに代えてマルコス・アクーニャを投入。すると直後の70分、アクーニャがエリア手前左から強烈な右足シュートを放つが、これは相手GKの好セーブに阻まれた。
アルゼンチンは攻勢に出たものの、反撃が実らないままタイムアップ。メッシ不在と高地での戦いが影響し、0-2で下位のボリビアに痛恨の敗戦を喫した。
【スコア】
ボリビア代表 2-0 アルゼンチン代表
【得点者】
1-0 31分 フアン・カルロス・アルセ(ボリビア)
2-0 52分 マルセロ・マルティンス・モレノ(ボリビア)
By サッカーキング編集部
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