ブラジル代表のW杯制覇に期待を寄せるロナウド氏 [写真]=Getty Images
現役時代にレアル・マドリードなどで活躍し、2度のバロンドールを獲得したブラジルのレジェンド、ロナウド氏がドイツ誌『シュポルト・ビルト』とのインタビューで、現在のブラジル代表やエースのネイマール(パリ・サンジェルマン)について語った。
ロナウド氏にとって、チッチ監督就任以降のブラジル代表は納得のいくパフォーマンスを見せているようだ。「ブラジル代表は再び強くなったね。チッチ監督が就任してから、チームをまとめられる基盤となるようなしっかりとした“型”ができた。テレビ解説者として、ほぼ全ての試合を見てきたけど、代表チームの成長を見て取ることができた。コンパクトにまとまったチームだね。意思とモチベーションを備えたユニットになっている」と評価した。
エースのネイマールについては、「素晴らしい選手で、ブラジルの希望だ」と評価しているものの、欠点も指摘。「プレッシャーに苦しんでいるとは思わないが、規律を欠いた行為や不必要なカードをもらってしまう話を聞く。彼には、まだまだ絶対的な経験が足りないんだ。その点でまだまだ成長しないといけない。そういった行為で損するのは彼自身だからね」とスーパースターとして自身も辿った経験からアドバイスを送った。
12勝5分1敗と圧倒的な強さで厳しい南米予選を勝ち抜いたブラジル代表は、ロシア・ワールドカップでの期待も大きい。2002年の日韓大会で優勝を果たしたロナウド氏は、16年ぶり6度目となる母国のW杯制覇を夢見ている。
By サッカーキング編集部
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