2010年チャンピオンズリーグ決勝インテル対バイエルンの試合で勝利の雄叫びをみせるジュリオ・セーザル [写真]=Getty Images
元ブラジル代表の守護神でインテルでも活躍したフラメンゴ所属の38歳GKジュリオ・セーザルが、21日のアメリカ・ミネイロ戦を最後に現役を引退した。
Faltam palavras. Que história, que goleiro, que rubro-negro! Obrigado por tudo! #AveJulioCesar pic.twitter.com/14NxB06Bth
— Flamengo (@Flamengo) April 22, 2018
ジュリオ・セーザルはブラジルのフラメンゴの下部組織出身で、2005年の冬にインテルに加入した。直後の半年間はレンタル先のキエーヴォで過ごしたが、その後インテルでは2012年まで守護神としてプレー。2009-10シーズンにはジョゼ・モウリーニョの下、セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグを制し、トリプレーテ(3冠)を達成している。
2012年夏、インテルを退団するとチャンピオンシップ(イングランド2部)のQPR、メジャー・リーグ・サッカー(MLS)のトロントでもプレー。その後ベンフィカに加入すると、2014-15シーズンから2016-17シーズンまで3年連続で国内リーグ優勝を経験した。そして今年の1月には、13年ぶりに古巣フラメンゴへ3カ月間の契約で復帰していた。
3冠を成し遂げた古巣インテルはTwitterで元守護神に労いの言葉を送っている。
⚫🔵2⃣2⃣8⃣試合
🏆🏆🏆🏆🏆 @SerieA_TIM
🏆🏆🏆 コッパ・イタリア
🏆🏆 スーペルコッパ・イタリアーナ
🏆 @ChampionsLeague
🏆 FIFAクラブワールドカップ3冠に多大な貢献をし多くのタイトルを勝ち取ったジュリオ・セーザル。ありがとう、そしてお疲れ様👏 pic.twitter.com/C54VyyDv6Y
— インテル・ミラノ⭐⭐ (@Inter_jp) April 21, 2018
ブラジル代表では、2004年のコパ・アメリカに正GKとして全試合に出場。決勝のアルゼンチン代表とのPK戦ではシュートストップをみせブラジルの優勝に貢献した。その後も2006年のドイツW杯、2010年の南アフリカW杯、2014年の母国開催のブラジルW杯のメンバーに選ばれブラジル代表のゴールマウスを守り続け、ブラジルW杯終了後、代表引退を表明していた。
By サッカーキング編集部
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