2009年まで鹿島でプレーした(右)ダニーロがコパ・ド・ブラジル制覇に意欲 [写真]=Getty Images
ブラジル全国選手権1部(カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA)のコリンチャンスに所属するブラジル人MFダニーロが、コパ・ド・ブラジル制覇への抱負を語った。ブラジルメディア『MEU TIMAO』が27日に伝えた。
コリンチャンスはフラメンゴとの準決勝を2試合合計2-1で制し、決勝へ進出。タイトルを懸けてクルゼイロと激突することとなった。
2007年から2009年まで鹿島アントラーズでプレーしたダニーロは「私のキャリアにはまだない。自分に欠けているものなんだ。勝利を願っているよ」とコメント。コパ・ド・ブラジル制覇への思いを語っている。
現在39歳のダニーロは、サンパウロでプレーしていた2005年にコパ・リベルタドーレスやFIFAクラブ世界選手権(現FIFAクラブワールドカップ)を制し、翌2006年にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA優勝を果たした。そして2007年から2009年まで鹿島でプレーして史上初のJ1リーグ3連覇に大きく貢献。2010年からコリンチャンスでプレーしている。2012年には自身2度目となるFIFAクラブワールドカップ制覇も果たした。
同メディアは、ダニーロがキャリア通算でクラブタイトルを25個獲得していることを紹介。「ブラジルのサッカー史上最も成功した選手の一人」と表現し、称賛している。
2016年8月に右足の脛骨と腓骨を骨折し、動脈へのダメージや神経への影響が発生したことで足を切断する危機にも陥ったダニーロ。長期のリハビリを経て、昨年11月に復帰を遂げた。果たして、26個目のチームタイトル獲得は実現できるだろうか。
By サッカーキング編集部
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