アルゼンチン代表引退を表明したイグアイン [写真]=Getty Images
チェルシーに所属するFWゴンサロ・イグアインが、アルゼンチン代表からの引退を表明した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が28日に伝えている。
イグアインは大手メディア『FOXスポーツ』アルゼンチン版でのインタビューにて、アルゼンチン代表から引退する意思を表明。現在代表チームの指揮を執るリオネル・スカローニ監督とも話をして、決断を下したと明かしている。
「アルゼンチン代表としての僕の時間は終わった。多くの喜びを味わうことができた。これからは外から代表チームを応援するよ。スカローニ監督とも話をして、僕の意見を伝えた」
「引退を決めた理由は、家族と過ごす時間を楽しみたいからだ。娘たちともっと多くの時間を過ごしたい。これまでは僕にできること全てをアルゼンチン代表に捧げてきた。これからはチェルシーでのプレーにより一層集中していくよ」
イグアインは1987年12月生まれの現在31歳。2006年に出身国であるフランス代表に招集されたが、生まれ育ったアルゼンチンで代表入りを目指すために、フランス代表招集を辞退。2009年10月に行われた2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ・南米予選のペルー代表戦で念願のアルゼンチン代表デビューを果たした。その後は南アフリカ大会、ブラジル大会、ロシア大会と3度のワールドカップに出場。2014 FIFAワールドカップ ブラジルではチームの決勝進出に大きく貢献した。2018 FIFAワールドカップ ロシアでチームは決勝トーナメント1回戦で敗退し、同大会を最後に代表には招集されていなかった。これまでにアルゼンチン代表として、国際Aマッチ通算75試合に出場し31ゴールを記録している。
By サッカーキング編集部
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