ヒムナシア・ラ・プラタの監督に再任したマラドーナ [写真]=Getty Images
元アルゼンチン代表FWのディエゴ・マラドーナが、同国1部リーグのヒムナシア・ラ・プラタの監督に再任することが明らかになった。21日、自身のSNSで伝えている。
現在59歳の同氏はこれまで国内外のクラブ、またアルゼンチン代表チームなどの監督を経験し、今年の9月にヒムナシア・ラ・プラタの監督に就任。1995年のラシン時代以来24年ぶりとなった母国での指揮に、大きな注目が集まっていた。
しかし、今月19日に自身のSNSで同クラブの監督を退くことを発表。リーグ戦8試合を指揮して3勝5敗という成績で、「魂の痛みを伴う決断」とわずか2ヶ月半での退任を明らかにしていた。
ただその2日後、今度は同SNSに「ヒムナシアの監督に留まることができてとても嬉しい」と投稿。同クラブの監督の座に、再び就くことを明かした。
https://www.instagram.com/p/B5JRmRale-V/
その理由として「政治的結束が得られたから」と説明したマラドーナ監督。2日前の退任の要因は、同クラブのガブリエル・ペジェグリーノ会長がクラブの次期会長選への立候補を取りやめたことだったようだ。マラドーナ監督の退任に反対したサポーターの声も受け、現在は「クラブ内での政治的な統一が達成された」ようである。
またしても世間を騒がせたアルゼンチンの英雄は、24チーム中22位に沈むチームを再建できるのか、その手腕に注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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